入れ歯(義歯)について
入れ歯治療は、失った歯の機能を補うための補綴治療です。補綴治療にはブリッジ、インプラントもあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
入れ歯には、すべての歯を人工歯で補う「総入れ歯」と、歯を失った部分にのみ使用する「部分入れ歯」があります。部分入れ歯は、残っている健康な歯を利用して入れ歯を固定します。材質もさまざまな種類があり、患者さまに適切なものをお選びいただけます。

入れ歯の種類
ノンクラスプデンチャー
金属のバネを使わない部分入れ歯です。
1956年にアメリカで開発されて以来、多くの歯科医院で採用されている方法です。従来の入れ歯のような金属のバネがなく、半透明で目立ちにくい素材です。硬くないため装着感も快適です。
また、金属を使用していないので、金属アレルギーの方でも安心して使用していただけます。
※自費診療(保険外診療)
1956年にアメリカで開発されて以来、多くの歯科医院で採用されている方法です。従来の入れ歯のような金属のバネがなく、半透明で目立ちにくい素材です。硬くないため装着感も快適です。
また、金属を使用していないので、金属アレルギーの方でも安心して使用していただけます。
※自費診療(保険外診療)
金属床義歯
歯ぐきに触れる部分が金属でつくられた入れ歯です。
金属にすることで入れ歯を薄くすることができ、保険適用の入れ歯よりもしゃべりやすく、食べ物の温度も伝わるためおいしく食事ができます。
耐久性に優れており、残っている歯への影響も少ない入れ歯です。
※自費診療(保険外診療)
治療期間・治療回数:1~2カ月 / 5~6回
金属にすることで入れ歯を薄くすることができ、保険適用の入れ歯よりもしゃべりやすく、食べ物の温度も伝わるためおいしく食事ができます。
耐久性に優れており、残っている歯への影響も少ない入れ歯です。
※自費診療(保険外診療)
治療期間・治療回数:1~2カ月 / 5~6回

レジン床義歯
歯ぐきに触れる部分がレジン(プラスチック)でつくられた保険適用の入れ歯です。
食べ物の熱さや冷たさを感じる熱伝導が悪く、強度を保つために厚くつくらなければならないため、装着時に違和感があり、しゃべりにくい難点があります。
保険適用のため安価で、ほとんどの症例で使用できるメリットがあります。
治療期間・治療回数:1~2カ月 / 5~6回
食べ物の熱さや冷たさを感じる熱伝導が悪く、強度を保つために厚くつくらなければならないため、装着時に違和感があり、しゃべりにくい難点があります。
保険適用のため安価で、ほとんどの症例で使用できるメリットがあります。
治療期間・治療回数:1~2カ月 / 5~6回

入れ歯の費用
入れ歯のメリット・デメリット
メリット
・歯の表面に金属クラスプ(バネ)がないので、義歯と気づかれにくい
・重さや厚みを少なくできるため、違和感が少なく快適に使える
・歯を削る必要がない
・咀嚼、発声機能が安定する
・ぴったり合わせられるため外れにくく、痛みが少ない
デメリット
・保険適用の入れ歯よりも費用が高くなる
・破損したときの修理や調整がしにくい